−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 『MINE SWEEPER HEXA』付録 『開発後記!!』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 学「みなさん、今日は(今晩は)! 市川 学です」 マリ「船橋 真理です。今日は(今晩は)!」 T「で、作者のTAUです」 学「今回は、『開発後記』やるんだって?」 T「ぐう」 マリ「寝てる・・・」 学「こら、起きろ!!」 T「ふにゃあ。だって、もう、夜遅いんだもん」 学「書いている時間がどうなのかは知らないけど、一応、劇中昼なんですけど」 マリ「何か、変な会話」 T「でも、もう、眠くて眠くて」 学「じゃあ、やめるか?」 T「いや、それはならない!ゲーム作る時の楽しみと言えば、この座談会を書く ことだからな!」 マリ「この、くだらないのを・・・?」 T「そう!このためだけに、ゲーム作ってるようなもんだし」 学「建前でもいいからさ、『電クラに貢献するため』とか、言えないのか?」 T「ほら、僕真面目だから、うそつけないし」 マリ「ところで、TAUって、今までゲームいくつ作ったの?」 T「3000本」 学「・・・、うそつけ」 ━━  *   *   *   ━━ T「で、くだらない会話をしてないで、『開発後記』だ!」 学「誰が、くだらない話をしてたんだか」 T「きっと、影の声さ」 マリ「で、一番苦労したのはどこなの?」 学「もうすでに、『開発後記』に入ってるんだな」 T「そりゃあ、もう・・・、えっと、その・・・」 学「まさか、苦労しなかったとか?」 T「そんなはずは無いんだけど。どうも、作り終えて、つらかったことを忘れて しまったらしい」 学「喉元過ぎれば、ってやつか」 マリ「じゃあ、楽しかったこととか」 T「そんなものは無い!ゲームを作るときは、いつもつらいんだ!」 学「言い切ったな」 T「例えば、今回の制作でつらかったことと言えば」 マリ「なんだかんだで、思い出してるのね」 T「フォントと、マークを作っていたときだな」 マリ「誰かが作ったのじゃないの?」 T「じゃ、ない。あるフォントが、元にはなってるけどね。基本的に、ちまちま ドットを打っていった」 学「確かに、大変そうだな」 T「文字のフォントはいいとして、マークとか、パネルの数字とかは、4つのラ ンク分作らないといけないだろ」 学「密かに、一つだけでいいと思ってたんだろ」 T「うん。最初、そんなに大変じゃ無いと思ってたら、作っても作っても終わら ない!データバンクの重要性を強く感じたね」 マリ「すでに出来ていれば、すごい楽だもんね」 T「てなこって、みなさん。フォントとか、スプライトデータとか、もっと、色 々作りましょう!」 学「何か、都合いいな」 ━━  *   *   *   ━━ マリ「音楽は、出来てるのを使ったんだよね」 T「Mark44さんのシューティングゲーム用音楽を使わせてもらいました」 マリ「でも、パズルゲームにシューティングの曲っておかしくない?」 学「ミスマッチで、面白いとは思うけどね」 T「別にこれは、誰が悪いってわけじゃ無いけど、今まで出てきた曲って、どち らかと言うと、かっこいいのが多いじゃない」 学「X68には、その系統のゲーム作る人、多いしな」 マリ「でも、TAUの作るゲームは、大抵そういうのじゃないわよね」 T「うん。だから、僕のゲームに会うような曲って少ないんだ」 学「だから、もっとくだけた曲を作って、ていうお願いを込めたのか?」 T「と、いうより、これからも、そういうかっこいい曲の方が、沢山出てくると 思うんだ」 マリ「ま、しょうがないわよね」 T「だから、そういうかっこいい曲にあうような雰囲気だけでも作れないかとい う、試みだったんだけど」 学「まあ、失敗はしてないんじゃないか?」 T「グラフィックとかもそれっぽくしたつもりだけど。やっぱり、ちょっとつら いものがあったかもね」 ━━  *   *   *   ━━ マリ「で、肝心のさ、プログラムとかはどうだったの?」 T「プログラムの、アルゴリズムとかは、たいして苦労しなかったよ」 学「そんな、すごいゲームってわけでもないしな」 T「ちょっと大変だったのは、フィールドが、六角形だったって事かな」 マリ「六角形って、結構難しくない?」 T「まあ、四角のマス目よりは難しいね」 マリ「どうやってるの?」 T「基本はこう、煉瓦積みってやつ。 ├─┤ ├─┤ ├─┤ ├─┤ ┤ ├─┤ ├─┤ ├─┤ ├ ├─┤ ├─┤ ├─┤ ├─┤ ┤ ├─┤ ├─┤ ├─┤ ├ ├─┤ ├─┤ ├─┤ ├─┤ この一マスを、上下に分けて、 ├─┤ーー├─┤ーー├─┤ーー├─┤ ┤ーー├─┤ーー├─┤ーー├─┤ーー├ ├─┤ーー├─┤ーー├─┤ーー├─┤ ┤ーー├─┤ーー├─┤ーー├─┤ーー├ ├─┤ーー├─┤ーー├─┤ーー├─┤ こうすると、四角のマス目に帰着出来る」 マリ「何か、良く分からない」 学「分かる人には分かるんだけどね。で、パネルを連続して開ける処理には、何 を使ったんだ?」 T「疑似再起ってやつ」 学「何それ?」 T「こういうのかどうかは、知らないけど。ほら、再起が使えない処理系で、疑 似的に再起を実現するってやつ」 学「データを記録しておいて、ループを使うんだよな。でも、X-BASIC(ぺけ- BASIC)には、再起あるだろ」 T「あるけど、関数をたくさん呼び出してると、遅くなるからこの方法にした」 マリ「さっきから、会話についていけないんだけど」 学「ついてこなくても、いいと思うよ」 T「あと、処理がすごく遅くなっちゃって、外部変数に頼らなくちゃならなかっ たのは、ちょっと痛かった。アセンブラ使えないのに」 学「X68030用とかにすれば良かったのかもな」 マリ「ここには、そんなものないわよね」 T「そうだ!BASIC ゲームで、X68030専用は、邪道だ!」 学「何か、すごくむなしく聞こえるな」 マリ「でも、最終的には、それなりの速さになったんだから、いいじゃない」 T「そうなんだけどね」 学「泣くなって」 ━━  *   *   *   ━━ T「ふと、思ったんだけど、既存ゲームの六角形化アレンジって、結構使えるん じゃないか?」 マリ「例えば、どんなの?」 T「えっとー、テトリスのとか、学校の計算機演習室にあったけど」 学「将棋みたいなゲームとか、いいんじゃないか」 T「オセロは、どっかで見たような気もする。でも、将棋じゃあ、ルール作るの 大変そうだね」 マリ「結局、シミュレーションゲームになっちゃうのかな」 学「ただ、やっぱり、プログラムが大変になっちゃうのがな」 T「だから、煉瓦積みだって。誰か、何か考えてみません?」 マリ「こういうのってさあ、言った者がやらなきゃならないのよね」 T「だから、僕は、マインスイーパーでやったじゃないか・・・」 ━━  *   *   *   ━━ 学「『MINE SWEEPER HEXA』で遊んでみて、みなさんは、どう 感じられたでしょうか?」 T「『面白かった』とか言ってくれると、うれしいんですけど」 マリ「それは、なかなかねぇ」 T「やってる最中に、後ろからくすぐるとか」 学「それはただ単に、笑うだけだろ」 マリ「でも、くすぐって笑っちゃうようなゲームじゃ、熱中してないってことで、 たいしたゲームじゃないんじゃない?」 T「で、突然ゲームを始める」 マリ「おもむろに後ろからくすぐる」 T「きゃはーっはっはっはっは!」 マリ「このゲーム、たいしたことないわね」 学「いや、それは、ただ、TAUが、くすぐりに弱いってだけじゃないのか」 T「きゃはーっはっはっはっは!」 マリ「今、くすぐってないんだけど」 T「きゃは、その、ひーっ、気配で、きゃはははは!」 マリ「こんなんで、次回のゲームは出来るのかしら」 学「期待しない方がいいな・・・」 19961231 TAU & MANABU & MARI ━━━ 連絡先は、ユーザーズマニュアル(MSH_MAN.DOC)の一番最後です!━━━ エット オモイダセナイナァ フクシュウチャントシタノニ (EOF)